ひとの行動は「出来事→意味づけ→感情→行動」というプロセスで決まる。感情までは一瞬で起こります。
同じ出来事でも人によって意味づけが違うので、やだなと思う場合もあれば、嬉しいと思うときもあります。その感情によって、どう行動するかも変わります。
意味づけの方向性を決めるのは各自の思い込みです。
私たちが悩むのは、「こういうときにこうしてしまう」とか「こういうことがあると落ち込んでしまう」とか、感情、行動レベルのことです。
でも生まれた感情はなかったことにできません。
そのため意味づけレベルを変えることが自然な解決につながります。意味づけレベルで変化すれば、感情をおさえることなく、イヤなことを無理やりする事もなくなります。
出来事に対する意味づけは私たちが無意識に思い込んでいることで決まります。
以前の私は「私は愛されない」って思い込んでいました。好意をもっている人が自分に近づいてきても、「そんなはずない、いつか自分はこの人に見捨てられる。危険!」と意味づけし、怖くなって離れたくなるんです。その結果、私は愛されず、愛せなかったんです。
心理セラピーで「私は愛されない」という思い込みを緩めたことで、私は人の好意を受け取り拒否する事も減りました。
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