子供を幸せにする最も良い方法は両親が幸せそうな姿を見せること

「子供に幸せになってほしい。そのために自分ができることってなんだろう」
あなたがそう考えているなら、この記事はお役に立てると思います。

今回は子供を幸せにするために親ができることについて、人の心理を踏まえて考えてみようと思います。

【まとめ】
1.子供を幸せにする最も良い方法は両親が幸せそうな姿を見せること
2.親の自己犠牲は子供を不幸にする
3.親が幸せを感じていないなら、不幸になるシナリオを書き換えよう

子供を幸せにする最も良い方法は両親が幸せそうな姿を見せること

結論はこれです。

人は子供のときに親との関わりから、自分の生き方の大筋を決めるので、幸せな両親を見てると「幸せに生きよう」と思うし、つらそうな両親を見てると「人生は辛いんだ」と学習して、辛い人生を選ぶからです。

子供は親に面倒を見てもらわないと生きていけません。
そのため、無条件に親を信頼し、愛し、親に愛されようとします。
生き方も、考え方も、愛し方も、すべて両親の姿から学びます。

両親が自分を大切にする人なら、子供も大切にします。
大切にしてもらった子供は自分を大切にして生きるようになるし、自分を大切にする人との関係を作るようになるし、自分を大切にする仕事をするようになります。

仲の良い両親の姿を見ていれば、自分を大切にしてくれる人をパートナーに選ぶことが結婚なんだと学習します。逆に両親がいつも喧嘩をしていれば、自分を大切にせず、喧嘩をふっかけてくる相手を選んでしまうことになります。
ここで少し考えてみてください。

①あなたの両親は幸せそうでしたか?
②今のあなたの生き方や、パートナーとの関係性にどこか両親と似ているところはありませんか?

①で大事なのは、あなたの心の中の両親のイメージです。
今の両親を見てどう感じるかではありません。
「昔はケンカしてたような気がするけど今は丸くなってうまくやってる」というものではなく、あなたの心の中の両親が幸せそうかどうかを考えてください。

イメージワーク「幸せですか」

イメージしやすくするために、次のようなワークをやってみるのも良いと思います。
1)イスを3つ用意する。イスがなければ靴でもいいです。

2)2つのイスを(靴2足)を同じ方向を向かせて並べて置く。両親が二人並んでいるように置く感じです。

3)2つのイスと向かいあわせになるように残ったイスを置く。

    椅子A→
           ←椅子C
    椅子B→

4)あなたは向かい合わせにおいた一つのほうのイス(C)に座ってください。自分が半分だけ小さい子供のころに戻ったつもりになって、目の前の2つのイスに両親が座っていることをイメージします。

5)両親に「お父さんとお母さん、幸せですか」って聞いてみます。

6)あなたの両親はどう答えた気がしますか。答えたときの両親を見てるとどんな感じがしますか。

もし幸せだという答えでなかったとしたら、あなたは無意識に幸せでない生き方を選択しているのかもしれません。

親の自己犠牲は子供を不幸にする

このワークでわかるのは、あなたの心の中の両親が幸せかどうかと、あなたが幸せかどうかは、リンクしているということです。

つまり、あなたの幸せもあなたの子供の幸せにリンクするということです。

もしあなたが自分を犠牲にして、子供を幸せにしたいと考えているなら、ちょっと立ち止まった方がよいとおもいます。

その考え方はあなただけでなく、あなたの子供、さらには子孫へと受け継がれていきます。
あなたが幸せに生きることができれば、子供にもその生き方が受け継がれます。

あなたの両親が幸せそうでないと感じたが故に、あなたも幸せを感じない生き方をしているのではないでしょうか。
その連鎖はあなたで終わりにしましょう。
あなたが幸せになることで、子供へ幸せの連鎖が続くんです。

幸せを感じていないなら、不幸になるシナリオを書き換えよう

私たちは子供の頃に自分の生き方のルールを決めて、その通りに生きられるような選択を無意識にしていきます。

この生き方のルールを「人生脚本」と言います。

心理セラピーに出会う前の私はこんな感じでした。

タイトル:愛されないオレの人生
主演:オレ
脚本:オレ
共演:オレの脚本に乗ってくるすべての人

例えば
・たまにしか会わないので、あまり深い関係を作らなくてもいい人と付き合う。
・自分を決して好きにならない女性を好きになる。
・「いい人」以上の関係にならない。

それでも「パートナーが欲しい」と思って苦しくなっていました。
セラピーを受けるうちに、「どうせ自分は愛されない」と思っていたことに気づき、このシナリオを変えようと思ったんです。

そしたら結婚相談所に登録するといった行動が迷いなくできるようになり、登録したその月に妻と出会えて、婚活は1ヶ月で終わりました。

このように、自分の人生脚本に気づけば、書き換えることはできます。
すると生き方が大きく変わります。

今、あなたが不幸な生き方をしているなら、そのような生き方のルールがあります。

そのルール、人生脚本に気づくために、あなた自身がが繰り返し体験していることを探してみてください。

・いつも同じような人と付き合う。次こそはと思って、いい人を見つけても、つきあい始めたらやっぱり同じタイプだった。
・転職しても同じようなめにあってしまう。

私たちは自分の人生脚本に合う人を見つける能力がものすごく高いんです。
嗅覚というか、第六感というか。
絶対この人は違うと思っていても、そのうち「なんで!?」ということばかりです。

それくらい人生脚本の影響は強いです。
ですが、脚本は変えられます。

まずは自分がどのように生きていきたいのかを考えてみてください。
そして今の生き方とどこかずれてるか、ということも考えてみましょう。
一致してますか、ずれてますか。

ずれているなら、一致させるために心理セラピーを受けてみることも考えてみてください。

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