罪悪感と感情

子供の頃から悪者にされたり、ヒドい目にあったりすると、「自分が悪い子だからこうなるんだろう」と考えるようになりそれが生き方になる。

そうすると、いつも「私が悪い」になって、自分を責めてしまう。

でも気を付けて!

感情は本来自分には向かないんだ。

だから自分を責める(怒りを向ける)ってのは、ただ怒りを我慢してるだけ。

そして、何年も苦しむと、だんだんと自分がこうなのは他人のせい(親のせい)なのではないか?と考えるかもしれない。

自分が悪い→アイツが悪いになったのは大きな進歩だ。

なにしろ自分の中に抑え込んでいた感情が外に向けられるようになったのだから。


次は「私は悪くない」を目指そう。

「アイツが悪い」と「私は悪くない」は若干違う。

「罪は誰かが背負うもので、無くならない。自分じゃなくて誰かに押し付ける」ということから、「罪は自分のものではない、だからそのへんに置いて身を引く」という考えへとシフトできる。

誰かになすりつけるのはイヤだけど、やらないとつらすぎるという状況じゃなくなるので、すごく楽なんだ。

そうすると次へ行ける。

自分に人生のコントロールを取り戻すこと。良い悪いは別にして。
「私の人生は私が決められる」という段階。
そこでは「今の状況はすべて私が決めていたことなんだ」という考えが役立つ。

ここに「私が悪いのかよ!」というのはない。ラクだよ。

こうして良くなっていくのがどんどん進むんだと、私は思うよ。

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