妊活における男性の役割 その2

妊活における男性の役割について、私は2つあると考えています。
1.健康な精子を作ること
2.パートナーの心理的なサポート

1.についてはこちらに書きました。
https://karutrack.com/?p=253

今回は2.についてです。

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女性は妊娠・出産のために常にホルモンバランスが変化しています。
変化に伴い、感情の起伏も出てきます。
私の妻は生理前にはイライラしたり、具合が悪くなったり、寂しがったりします。
ですが、生理が終わる頃には落ち着いてきます。
このような変化を見ていると、ホルモンバランスの変化が感情の変化に直接つながっているなということがよくわかります。

そこで心理的なサポートが必要になると思っています。
妻がイライラしていても、具合が悪くても、落ち着いていても、妻の気持ちをきちんと受けとめられるようになるために、
まずは自分自身の心を整えることが大切かなと思います。

自分自身の心が乱れていたり、疲れていたりすると、イライラする妻の感情に巻き込まれてしまうのです。
その結果ケンカになったしてお互いの関係性が悪くなってしまいます。

それでは妊活どころではなくなってしまうでしょう。

自分の心を整え、パートナーの感情に巻き込まれないようにすること。
そしてそんな相手の感情をきちんと受け止めることが、心理的なサポートになると考えています。

ここでは自分の心を整えるために私がやっていることを紹介します。

自分の感情と向き合う

イライラしているパートナーの感情に巻き込まれないためには、パートナーの言動に対して自分が過剰に反応しないようにすればよいのです。

イライラして感情的になっている相手の言動に自分が反抗的に反応してしまう場合、多くの場合私たちは目の前の相手に反応しているわけではありません。

簡単に言うと、「過去の思い出」に反応しているんです。

私たちは目の前で起きていることと似たようなことが子供の頃にあると、
無意識に目の前の出来事と子供の頃の出来事をリンクさせます。

子供の頃の辛かった出来事を頭のなかで再生させて、その時の感情も再生させてしまうのです。
感情とは私たちが自分自身を守るため、生き残るために必要なものです。
感情は、感じることで役割を終えて、なくなります。

子供の頃に悲しい出来事あって、その時に悲しむことができなかった場合、その悲しみは体に残ります。
子供の頃に腹が立つ出来事あって、その時に怒ることができなかった場合、その怒りは体に残ります。
子供の頃に怖い出来事があって、その時に怖がることができなかった場合、その恐怖は体に残ります。

「あの時パートナーに対して怒っていた気がするけど、本当はどんな場面で、誰に対して、どんな感情を抱いていたんだろう」

そう自分に問いかけると良いと思います。
そして、その時の感情を感じることができれば、その出来事はもうおしまい。
パートナーの言動に対する自分の反応が変わってくると思います。

私は事あるごとにこのようなワークをやって、自分自身の感情を少しずつ処理していき、
妻の言動に振り回されることが減ってきています。

自分が巻き込まれなければ、妻のことをしっかりと見ることができます。
それが自分の状態を整えることです。
妻のことをしっかりと見て、妻は今何を求めているのかということを考え実行すること。
それが心理的なサポートになります。

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