私は自分が「人が怖い」と思ってたことに気付かず35歳まで生きてきた。(今年45)
それくらい自然に心の中にそれはあった。
でも振り返るとあれか!というのはいくつもあった。
保育園で昼寝ができなかったり→こんな人がいっぱいいるところで寝たらヤバい!
学校のトイレでウンコできなくて帰宅中に漏らしたり→誰かに見つかったら集団でバカにされる。
小学校でみんながおしゃべりしていることの何が楽しいのか理解できなくてずっと一人でいたり→僕の話は聞いてもらえない。
中学校ではよく不良に絡まれて蹴られる、唾かけられる、貸した物を売られる→僕は大事にされない。
高校では友達はいない。気になる女子がいても声かけられず、その人の声を聞くだけで、授業中にその人に質問が回ってきそうと考えるだけで赤面したり→うまく話せないと恥ずかしい、嫌われる、もう見てもらえない。
大学行ってるときとか、社会に出てからもいろいろと「人が怖い」とか「大切にされない」とかが隠れてるネタはいっぱいある。
それらがなぜ起きていたのかとか、私の心の中で何が起きていたのかとか、その当時に気付くのはムリだし、本気で心理学ぶまで想像もできなかった。それくらい自然だったから。
なんかいつも一人とか、一人でもいいけど誰か一緒にいてくれる人がいたらなとか、漠然と思っていたし、そんなに悩んでる意識はなかったが、実は自分の願いを抑え込んでるだけだった。
で、そういうあたりまえだと感じているところに、生きづらさを生み出しているものがあるんだと思うよ。
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